PHP 8.1 サポート終了 いつ?終了日と移行前の確認

サイトは今日も動いている。
そんなときほど、PHPの更新は後回しにしたくなります。
「サポート終了」という言葉を見ても、こんなところで迷うことはないでしょうか。
- PHP 8.1は、結局いつまで使ってよかったの?
- 今のサイトが何版なのか、どこを見れば分かる?
- 上げたいけれど、動かなくなるのは困る。
この迷いの正体は、期限と更新の段取りがつながっていないことだと思っています。
日付だけ分かっても、変更ボタンは押しにくいですよね。
サイトの運営を任されている方に向けて、終了日と版の見方、上げる前の確認をまとめました。
PHP 8.1のサポートはすでに終了
PHP開発チームの告知では、PHP 8.1のサポート終了日は2025年12月31日です。
2026年10月21日現在、すでに期限を過ぎています。
終了したのは通常の不具合修正だけではありません。セキュリティサポートも終了しています。
PHPプロジェクトからの修正を受けられない版を、使い続ける状態です。公式も、サポート中の版への早急な更新を促しています。
「次のリニューアルで」と待つより、まず今日、利用中の版を確認しましょう。
今のPHPバージョンを確かめる
WordPressを使っているなら、サーバーの操作に入る前に管理画面で調べられます。
見るのはWordPress本体の版ではなく、PHPバージョンです。
- 管理画面の「ツール」から「サイトヘルス」を開きます。
- 「情報」タブを選び、「サーバー」を開きます。
- 「PHP バージョン」の数字を確認します。
サーバーにログインしてコマンドを使える方は、次でも確認できます。
php -vこれはコマンドで呼び出したPHPの版です。サイト側の確認は、上の管理画面でも行いましょう。
WordPress以外なら、サーバー会社に対象サイトのPHPの版を確認します。
移行先はサポートの残り期間も見る
「ひとつ上の8.2なら安心」と決めたくなりますが、PHP 8.2のセキュリティサポートも2026年12月31日までです。
今から移行するなら、残り期間も見て選びたいところです。

候補を絞る軸は、サーバーが提供する版と、使っているソフトが対応する版です。
WordPressなら本体に加え、テーマやプラグインの対応も確かめます。
番号が新しいだけで決めず、対応状況と期限の両方を見ましょう。
上げる前に、動作と戻し方を確認する
ここは少し面倒です。
でも、本番のPHPを切り替える前に、移行先で動作を確かめることが大切です。
PHPの移行ガイドも、本番変更前のテストを求めています。
- サイトのバックアップを取り、復元方法とPHPの版を戻す方法を確認します。
- WordPressなら本体・テーマ・プラグインを更新し、動作を確認します。
- 移行先までの公式ガイドで、互換性のない変更と非推奨機能を確認します。
- 検証環境で移行先のPHPに切り替え、サイトの機能を確認します。
互換性とは、これまでのコードが新しい版でも動くかどうかです。
たとえば8.1から8.4へ上げるなら、8.2・8.3・8.4の移行ガイドが確認対象です。
切り替えはサーバー会社の手順に沿って進めます。自分で操作しない場合も、現在の版・移行候補・動作確認を誰が行うかをそろえて相談すると、次の作業を決めやすくなります。
移行先を比べるときは、使える版とサポートの残り期間を並べると候補を絞れます。
サーバーの提供版、テーマやプラグインの対応状況と照らし合わせる先は、PHP公式の「Supported Versions」です。
出典
- PHP 8.1 is now end-of-life!(PHP公式メーリングリスト)
- Supported Versions(PHP)
- Command line options(PHPマニュアル)
- より高速で安全なサイトを手に入れましょう: 今すぐ PHP を更新(WordPress.org)
- PHP 8.1.x から PHP 8.2.x への移行(PHPマニュアル)
- Migrating from PHP 8.3.x to PHP 8.4.x(PHPマニュアル)
今のサイトに同じような弱点が残っていないかは、サイト安全性診断で、URL を入れるだけで確かめられます。


